2010-10-29

Meistara- og doktorsdagur Hugvísindasviðs

研究発表をした。

Meistara- og doktorsdagur Hugvísindasviðs 2010 | Háskóli Íslands
これは、人文学科の大学院生だけを集めた研究発表会で、去年から発足したらしい。
今回は、以下の7つのセッションが組まれた。

Ⅰ- 中世アイスランド学
Ⅱ- 文学・翻訳・演劇
Ⅲ- 英語学
Ⅳ- アイスランド文学・言語学
Ⅴ- 歴史学
Ⅵ- 神学・宗教学・哲学
Ⅶ- 考古学

2010-10-22

Vésteinn Ólason - Saga reserch in the 20th century

今週の「方法論」の授業の担当はヴェーステイン・オーラソンだった。
前半はサガの研究史、後半の今日はとくに「アイスランド人のサガ(家族サガ)」へのアプローチ方法について。

話の骨子は以下の著書に基づいている。
アイスランド語版
  • Ólasson, Vésteinn. 1998. Dialogues with the Viking Age: Narration and Representation in the Sagas of the Icelanders, Reykjavík.

2010-10-21

fornleifar við Kolkuós

(c) Fornleifar við Kolkuós
コルクオース発掘調査
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Kolkuós (もしくは Kolbeinsárós; ós=河口)は、北部スカガフィヨルド東岸の中世期の港。
ホーラル司教座の北方16kmに位置し、いわば司教座の御用港として機能したようだ。
10月19日に、大学に隣接する国立博物館で、2003ー2014年の予定で進行中の発掘調査にかんする講演があったので行ってみた。

2010-10-08

Kenningar um sögur um Íslendinga

「アイスランド・サガ研究の方法論」
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'kenning' といえば詩語法の「ケニング」(代称法)を指すものだと思っていたので、theory の意味があるということにまず驚いた。
2010年秋期のMISの授業のひとつ。
人気が高く、MISの生徒以外の受講者も多いので、いつも教室の椅子が足りなくなる。教室変更してくれればいいのに。

2010-10-06

Lífið er saltfiskur?


ソルトフィッシュ@イーサフィヨルド海洋博物館
干し魚に塩は必要なのか?

今日のランチはソルトフィッシュだった。
ソルトフィッシュは塩漬けにして乾燥させた魚(主にタラ)で、食べるときには水に漬けて戻す。
ずっと気になっていたのだが、中世アイスランドで主要な保存食だった干し魚には、塩は使われていたのだろうか?
リューネブルクの塩がハンザの繁栄に寄与したという話は有名だが、それがアイスランドにまで届いていたのだろうか?

2010-10-05

Rafræn gögn

アイスランドの夏
電子資料について。
アイスランド留学も2年目に入り、本腰を入れて修士論文と向き合う必要が出てきた。
論文やエッセイ執筆時に、最初にやることは参考文献リストの作成。
そのためのツールとして、文献検索&ダウンロードのためのサイトについて簡単にまとめておこうと思う。

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