Biskop Arnes saga, trans. Gunhild & Magnús Stefánsson, Oslo: Aschehoug i samarbeid med Fondet for Thorleif Dahls kulturbibliotek og Det norske akademi for sprog og litteratur, 2007.
帰ったら速攻で買おう。norliで5000円くらいだったし。
渡氷報告も何もなしでいきなり本の話もどうかと思うが、ちょっとショックだったので。
今日、Saga 47-1 (2009)を買って家で読んでたら、上記の本の書評(by Magnús Lyngdal Magnússon)があった。
Saga(アイスランドの『史学雑誌』)はHPで目次がチェックできるのだが、最近見てなかったからなぁ。
ほかには、Axel Krintinssonが Feud in Medieval and Early Modern Europe, Jeppe Büchert Netterstrøm og Bjørn Poulsen, Århus: Aarhus UP, 2007, 206bls.という本について書評を書いてたり、Gunnar Karlsson が emotional history について論文を書いていたり。
Medieval Icelandic Studies というコースの最初の一週間を終えてみてまず思うのは、意外とこれまでの知識が通じるな、ということ。
「アイスランド史」ではなくて「中世学」のコースだからだろうけど。
今年は「中世社会における宴と贈与」という授業もある。
W.I.Millerは当然としても、M.T.Clanchy, Althoff, Gautier, Koziolと、馴染みのある名前が並んでいてびっくり。
emotional historyにしろ贈与論にしろ、日本とアイスランドの「ヨーロッパの中世」 に対する距離感は、意外と似ているのかも知れない。
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